多汗症治療―代償性発汗
多汗症治療のひとつ、胸腔鏡下胸部交感神経遮断術を受けた場合、直ちに胸から上の多汗症や手の多汗症が治まります。
そして、ほとんどの人に(程度の差はありますが)代償性発汗という副作用が起こります。
代償性発汗とは、手術した部分より下の汗が今までより増えてしまう事です。
つまり、胸、背中、腹部、お尻、大腿部、膝の裏の汗が増える事になります。
11月~5月までの涼しい季節は軽度ですが、5月末~10月いっぱいまでの代償性発汗は厳しいです。
代償性発汗の症状は、車のシートなどが汗でびっしょり濡れる、満員電車に乗れば、服の中にすごい汗をかく、等があります。
これは、手や顔の汗が止まった分、体温を調節する上である程度必要な発汗なのです。
つまり代償性発汗を無理やり止めてしまうと、体温が上がり、体に悪影響を及ぼすのです。
この代償性発汗が、新たな悩みの種になっている方々もいます。
しかし、治療を受けたほとんどの方が多汗症が治った事を喜んでいます。